1995.1.17.
忘れることの出来ない日付である(特に建築関係者にとって)
あれから13年。
なにが教訓として生かされてるのだろうか?
バブルに浮かれていた日本に冷水をぶちかけたような自然災害!
いや、人災だった可能性が高い部分も多いと思うんじゃけど・・・。
今でも記憶に残る地震の前の異様な赤い空。
飼い犬がワンワンと吠えて、うるさくて目が覚め、窓から見た記憶じゃけど(寝惚けてた可能性も・・・?)
その後、「凄い地震じゃったのぉ。でも被害が無くてよかった」と思いながら、朝の支度をしつつ見ていたTVに映された光景を見て「まっまっ、まさか!」と目を疑った。壊滅状態の震源地に近い神戸の映像が次々に映し出された。唖然と見ていた記憶がある。
潰れたり、傾いたり、倒壊した建築物や高速道路。
関東大震災や新潟地震・三陸沖地震を参考にして改正を重ねた建築基準法や構造計算の安全率。それをあざ笑うようなTVに映し出された光景。
凄いショックを受けた!
人間の想像力の無さ!小賢しい技術!
無力感でいっぱいになった。辛かった!
震災後の状況も辛かった。
確かに古い木造住宅の被害はひどかったけど、新築中であったハウスメーカーの住宅でも結構被害はあったが、シートで覆い即効の復旧工事をして、当社の住宅は大丈夫でしたという、あつかましさ。
前に勤めていた会社が始めた○○そっくりさん事業も震災後の住宅改修を見込んで作ったわけ。いかにもって感じのセールストークで売り込むんだけど、実際には会社の営利がそれまでのリフォーム工事に比べて大幅に上がる設定(民間は営利会社だから、当たり前か!)。これを全国展開する際、広島導入を拒んで、モメにモメ、結局会社を辞めた経緯があったことを思い出す。(生意気にも、自分の建築に対する信条と合わないので辞めるしかなかった)
その後も阪神淡路大震災のことを忘れたかのような建築界。
安ければ良い(施主がそう要求するせいもあるにはあるが)という、つまらない世論(あほな経済学者や、しったかぶりの評論家、拝金主義者、マスメディア)に踊らされて造り続けた建築業界も悪いが・・・。挙句の果てに、耐震偽装、建材偽装という、あるわけが無いと思ってた事件が発生したり、スーパーゼネコン(日本に5社しか無い)が基本中の基本のミスをしでかす始末。
遂には、訳の分からん連中が建築基準法を改悪してしもうた。どっちを向いた改正かというと、審査する側にクレームや責任が来ないようにするための改正で、決して、これから建築をしようとする人間のことを考慮した改正では無かった。アホらしいが、これが日本の現状。
これじゃ~、震災で何の罪も無く亡くなった人に申し訳なかろうが!
グダグダ、しょうも無いことを書いたけど、あれから13年経つというのに情け無いのぉ!
反省するとともに、亡くなった方々に合掌。
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